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MTTインタビュー (一社)横須賀市助産師会 平本 正美さん、川島 保子さん、藤原 良子さん、三澤 蒔絵さん

助産師という仕事が好きなんだということに改めて気づくことができました

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(一社)横須賀市助産師会

〒238-0046 神奈川県横須賀市西逸見町2-80

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皆さん約30年前後のキャリアをもつベテラン助産師。助産師は看護師資格も有しているため職場によっては看護師として働く場合や、新生児訪問、乳幼児健診などの業務を行う場合もあります。

ポスターセッションの内容や工夫していることなど

職業紹介をしつつ、命にかかわることの大切さについて伝えています。
白衣ならぬ黒衣のスライドや、へその緒の実物、50年前の母子手帳など、普段目にしないものを紹介することで興味を持ってもらいつつ、生まれたときの体重を質問してみたり、「あなたが生まれたときのことお母さんに聞いてみて」と促すことで、出生について自分事として感じてもらえる機会を作ったりしています。
さらに、あかちゃん人形で抱っこやおむつ替えを体験してもらう他、育児や性教育の本を紹介し、関心のある子には手に取って自由に読んでもらえるように意識して時間を作っています。また、質問に対しては一人ひとりに対して丁寧に対応する時間を大切にしています。

MTTをやってみての感想を教えてください


看護の学びをしたいと決意した時の出会いや助産師になろうと思ったきっかけを思い出しました。助産師としての自分の考え方の土台を再確認し、自分は助産師という仕事が好きなんだということにも改めて気づくことができました。
限られた時間の中でどうやったら伝わるかを考えて準備をする中で、自分がスキルアップしていることを感じます。少人数なので、皆興味を持って聞いてくれて、とてもやりやすいです。男の子も参加してくれていろいろ質問をしてくれます。今の法律だと男性は助産師にはなれないのですが、男子の希望者もいることに時代の変遷と未来への希望を感じます。

中学生へのメッセージ


将来の事については、いつターニングポイントに出会うかはわかりません。焦る必要はないです。答えは一つではなく、正解がないものもいっぱいあります。何がどう転がるかはやってみなければわかりません。いろんな道がありますから希望を持ってほしいです。
何をやるにも健康第一!自分の身体と心を大切にして、日々を過ごしてください。自分を大切にできれば周りの人も大切にできます。

その他


学校関係者の皆様、助産師会では未就学期から段階を追って人権教育(=性教育)を行うべきと考え『いのちの授業』を実施しています。ご用命ください。お待ちしております!

2023年度(2024年3月10日発行)『たねまる通信7号』に掲載

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